製作秘話

植岡喜晴作品『月へ行く』に関して……にいやなおゆき

*「ゆうばりフォービデンゾーン アニメスペシャル」のページができました。 ketsuriki.com ご覧下さい! まいど、一週間のご無沙汰です。 (と言いつつ、昨日フライングしてアップした記事を、僕の担当の今日に移動しました) さて今日は植岡喜晴監督の『月…

『傑力珍怪』が、なぜ始まったか。その4

……とまあそんなこんなで。春先まで、にいや家で延々続いた珍品ビデオ&鍋会。 いい加減飽きて来た頃に「じゃあ、みんなの作品をUPLINKさんに見てもらおうか」という話に。 ↓これは鍋食いながら、みんなに見せてたラディスラフ・スタレヴィッチの『マスコット…

『傑力珍怪』が、なぜ始まったか。その3

さて、その3です。 本当は月曜が僕のローテーションなんですが、明日からちょっと留守しますので、今日更新。美学校9期生の作品に参加してから数年。『人喰山』をアップリンクファクトリーでお披露目上映した2008年夏頃から、僕は腰痛で寝込む事になりました…

『傑力珍怪』が、なぜ始まったか。その2

まいど、にいやです。 『傑力珍怪』が、なぜ始まったか。その2です。さてさて、先日はプレ『傑力珍怪』とも言うべき『W/3』の事をお話しましたが。今日はさらに昔にさかのぼります。 今から4.5年前でしょうか。間野くん達が現役学生だった頃の事です。 映画…

『傑力珍怪』が、なぜ始まったか。その1

にいやです。 今日はちょっと昔の話。『傑力珍怪』が、なぜ始まったのかを書きましょう。 そもそも昨年2008年の2月23日。にいやと、アニメーション作家仲間のKTOOONZさん、倉重哲治さんの三人でアップリンクさんで上映会を開いたのが始まりと言えば始まりな…

『人喰山』の絵コンテについて

今回は絵コンテの話です。 普通のアニメーションの絵コンテは、皆さんご覧になった事があると思います。 ワンカットワンカット、画の横に時間やSE、BGM、キャラの演技やカメラワークに関する注意点、様々な事が書いてありますね。 でも『人喰山』は自主作品…

『魔眼』・制作悲話「血は血ですすがれる」の巻き

どうも『魔眼』を撮りました伊藤です。『魔眼』をご覧になった方ならお分かりかと思いますが、この映画、アホほど血が出ます。主要な登場人物はだいたい出血します。 そんなわけで血の苦手な人は容赦なく上映中にご帰宅されましたが、一方、褒めていただくの…

『人喰山』の技法

はい、『人喰山』のにいやです。 このブログで時々『人喰山』の技法や制作エピソードを書かせてもらいます。 まずはHPの『人喰山』作品紹介のページにリンクされている「紙芝居アニメの作り方」を見て頂きたいのですが。この作品はコピー用紙と、筆と、墨汁…