イギリス滞在10日
ついに今日は、Zipangu Festで『人喰山』改め"Man-Eater Mountain"が上映されます。
朝はもはや定番となった、Cafe Chaiでのインターネットです。
今日は、自分と清瀬さんとフェイに加えて、マリアも参加。こうなるとやはり、インターネットの重要性が分かります。それともネット中毒か?
今話題のスマートフォンで、メールなどをチェック中のFeiちゃん
写真撮影のときは必ずカメラ目線のマリア。実は昨日から同部屋で寝ているのです。
ロンドンでばりばり働いているキャリアウーマンの清瀬さん
で、自分もメールのチェックをしたが対したものは無く、twitterやfaccebookをしたりしてほぼ遊んでいた?ブログは書けなかった。
そして、午後からSOHOに出てちょこっと回ってからボランティアのアルちゃんの近くで音録りに行こうとしていたら、トイミュージアムに連れてこられた。あぁそんな事も言っていたなぁと思いつつ中に入る。
4昔の映写機。コダックと書かれていた。これはおもちゃ?
5
6いろいろと説明してくれるFeiちゃん。世話を焼いてくれるお母さんですね。
いろいろと見ているうちにずいぶんと時間が経ってしまった。Feiに「アルとの待合せ時間に合うの?」って聞いたら遅れているから大丈夫っていっていたが急いで電車に乗って、アルの待つ駅え行く。
アルの待つ着いたら、寒そうにしているアルがいた。遅いよって怒られた。話を聞くと時間通りに駅で待っていたそうだ。だから1時間待ったよって言われた。Feiとアルの内容が全く違っている…どちらが正しいんだ。
みんな良い子なんやけど、日本人と違って自己主張が凄い。だから食い違いがあるんだろうと、異文化を満喫する。
4時でもう真っ暗なんで、今日の音録りは中止してアルのアパートを見学。ルームシェアで何人も一緒に住んでいるとか。
北斎がかかっていた
インテリアもジャパニーズテイスト(もしかしたら中国かもしれない)
その間に、インターネットを借りてEro Guro Mash Up Night を宣伝。
どれくらいの人がくるんだろうと不安がありながら過ごしていると、ルームシェアの人が帰って来た。途中まで自分に全く気がついていなく自分がソファに座っているのを見て、ビックリする(これが欧米人の驚き方かと感心する)分かりやすい驚き方だった。
それから、映画館に移動!
7時から『ゆり子のアロマ』が上映。ゆっくりと見たいが、そんな事している場合ではない。
こっそりと忍者の姿に変身をしようと荷物をあさると…
ない…
無い…
どこにも無い…
もしかして…
忘れてしまった!!!!
何てこった!
凹みながら次の一手を考える。
あっ!
あれがあった!
東急ハンズで購入した動物クリップ
こんなところで役に立つとは!
急いでフライヤーにクリップを取り付けて約50枚準備万端。
みんなから言われていた、足袋はなんとっ!Tunが持っていたのでそれを借りた!
一人一人にフライヤーを渡す。時々もらってくれない人もいる…アニマルクリップ楽しいのに…って思いながら次の人に渡す
そうしているうちに、5人ぐらいで見に来てた高校生?ぐらいの子がエクスキューズミーと声をかけて来た。「あのーアヒルのクリップがなくなちゃたんでもう一つくれないかな(全て英語)」と言って来たので全てのクリップを見せると、大ウケ!アヒルをもらうと「サンキュー」と言ってくれた。
これは、手裏剣よりも盛り上がってるのではないのか!?
他のお客さんも、アニマルクリップを見ると嬉しそうな顔をしてくれてる!
おっ! ウケてる。もはや、ウケる事だけが目標になって来た気がして来た。
そうしているうちに、少しずつ人が増えて来た。
フライヤーをもらう人もいれば、受け取らない人もいる。
上映時間が迫って来たので、急いで着替える。
ここで、くすくすと笑う人たちが…おそらく忍者だった人が前に出ていると思ったのだろう。笑ってくれてる…
そして、上映が始まった
おっ!笑ってくれてる!ブリストルと同じように笑ってくれてる。
嬉しいね。
そして、最後はトークショー。ジャスパーから紙芝居とエログロアニメを説明してくださいと言われる…
いやっ、外国人に説明って…
自分はエログロ専門ではないのだが…
それをいうなら事前に打合せをしろよ!って思いながら
そのまま、少女椿の面白い話をしようとしたら、ミッドナイトアイと言うサイトに詳しく載っているからそちらを見てねと言われる。動画サイトとかの面白い話があったのに…
『人喰山』の質問では、他の国ではどのような反応があったのかと聞かれた。ドイツや中国では真剣に見ていると話し、ブリストルでは笑ってくれたとも話した。この話はコメディだとも伝えた。
にいやなおゆき監督は仕事で来れなかったのだが、本当は来たいと言っていたと話し、いろんな人が見てくれてよかったと思った。
最後のトークまでみんなしっかりと残ってくれたのは大変嬉しかった。
最後は、出口で「ありがとうございました」ならぬ「Thank you」と自主映画ならではのお客さんに挨拶をする。そう言えばこんな事している人今回は見ないなぁと思った。
みんなおもしろがってくれたので良かった。
日本映像翻訳アカデミーにも記事がちらっと載っていました。
http://www.jvtacademy.com/news/index.php?id=318
イギリスに来てようやく仕事が終わったといった感じでした。
最後はパブでビールを飲む。銘柄が全く分からないので抵当に頼む。
その時に、ボランティアとも話す。もの凄く早口で話すポルトガルのTâniaとインドのNikhila、トルコの女性(ごめんなさい、名前を忘れてしまいました)と、仲良く英会話をしました。少しだけ日本語がわかるようで異文化交流に貢献しました。
その横では…
なぜか、トランプをしている、松永大司監督(『ピュ〜ぴる』)とTom MesとTun
疲れました。
イギリス滞在8・9日
今日から本番!
会場に行く途中の駅で撮影が!
ついつい機材をチェックしてしまう自分がいた。
マイクからケーブルが出ていないという事は…ははぁんそう言う事か。とついつい感心してしまう。
それから今日はロンドン大学でライブテープの松江監督のティーチングがあった。ジャスパーからポッドキャストで流したいので録音して欲しいと言われたので一緒に参加する。これってスタッフだよなぁって思ったりもする。
最初の二日間の会場はCafe1001。
そして今日は松永監督の『Pyuupiru 2001-2008』の上映。まだ日本では公開されていないドキュメンタリーです。
来年の3月にユーロスペースにて公開します、なかなか面白い作品です。
松永監督は今年のVIPOで監督する事になっており忙しいとの事。いいなぁ、参加したいなぁと思っていたのですがバックに松竹がついたとか。他にもドキュメンタリーが2つあるとか大変だぁ。
これで今日はおしまい。
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8日目の朝、ホームステイ先のTunとFeiの裏には大きなグランドがあり、そこはイングランドで有名なラグビーチームの練習場。ちょうど練習をしていました。
そして英国歴史博物館に昼間行く。すると、スケートリンク場があった。
一度もスケートをした事が無いのでちょっと見入ってしまった。
今日はライブテープの上映。ミュージシャンの前野さんと吉田さんにライブ録音するよって言ってしまったので、こちらも録る事に。スタッフとなった事に不自然さを全く感じない自分がいた。
せっかく録るんだからサラウンドで録らないとって思っていたら…
サプライズがあるとか…
誰も知らないサプライズ。
直前に聞いたら外からギターと二胡を弾きながらの登場するというサプライズ。
本人達にも知らされていなかったサプライズ。
急遽外用の装備にして録音する。
途中、マイクがぶつかったりするが…まぁ元々録るつもりではなかったので、それなりに録れたでしょう。
こうして、Zipangu Fest二日目が終る。
それと、同部屋のマリア(ニッポンコネクションやAsian Hot Shotsで通訳やコーディネーターをしている女性)も到着。
明日はいよいよ、にいやなおゆき監督作品『人喰山』の上映である『Zipangu Fest Ero Guro Mash Up Night』が上映。どれだけ人が来るかな?とわくわくしながら今日はお休みする。
イギリス滞在7日目
イギリスに来てからはや一週間。もはや、何とかなれたと行った感じ。しかし、まだこの気候と英語には慣れない。
ここは、昨日から移った部屋。Tunががんばって床を張ってくれました。
なんだか打ちっぱなしのおしゃれな感じの部屋。ここは将来的にリビングになるとか。大きいソファーにテレビ。アメリカンじゃないですか!いや、ここはイギリスだった。
インターネットが無いため、歩いてCAFEに清瀬さんと一緒に行く。
昼からはゲスト合流してSOHO見学。UKのスタジオを見学したりする。
パブで休憩
なんだかパブってイギリスにいると珍しくなくなって来た。普通にあるからね。
そして今日はZipangu Festの前夜祭
Close-Up x Zipangu Fest: Nippon Year Zero
明日からが本番だ!
ゲストをお迎えに行く
UK滞在6日目
Zipangu Festスタッフのこうちです。
今日はヒースロー空港にライブテープ組を迎えに出発する。フェイと一緒に行動する機会が多い。
せっかくポスターがあるのだから、段ボールにポスターをつけて空港で待っていたら楽しいのにと勝手に思い、勝手に作ってしまう。宣伝も一緒にと、まぁ自主映画的宣伝とついつい自主宣伝が身に付いてしまっている自分がいた。
写真が妙にきれいなのはFeiちゃんが撮ってくれました。ヒースロー空港でライブテープ組を待つ自分。勝手にツイッターとfacebookの写真にしました。
そして、隣にいるスパニッシュはアルちゃん。早稲田大学に交換留学生として1年間留学していたようで、日本語がばっちりです。英語、スペイン語、日本語とスペインの他の言語も出来るとか、才色兼備です。
このころ、既にゲストではなくスタッフとして行動している自分がいた。裏方の仕事をしているからついついそっちの方向に行ってしまうんだろうなぁ。
最後は空港でゲストの記念写真。
ライブテープ組(松江監督、シンガー前野健太氏、二胡演奏者吉田悠樹氏、配給宣伝の清瀬さん)とPyuupiru 2001-2008 の松永監督とエログロ担当の自分です。
エログロって何とかならないかなぁ。
ブリストル見学
11月20.21日
第一弾のブリストルでの上映が終ったため、ゆっくりと過ごす。
4・5日目はゆっくりとブリストル見学。
サヤカさんのお家でお世話になっていて、サヤカ一家と一緒にブリストルノ大きなショッピンングモールを見学。
サヤカさんのお子さんのミライちゃん。最近、「いか娘」にはまっているとか。『烏賊祭』ならにいやなおゆき監督作品であるのだが…と思った。日本語と英語が出来るバイリンガルな女の子。そのかわり日本語が読めないとか。ジャスパーさんは日本語が500単語読めると勝ち誇っていた。
次の日の朝、にいやなおゆき監督にSKYPEにて電話をする。本人海外から電話が来るとは思っていなかったようで驚いていた。ブリストルでの上映の報告をする。
そして、ブリストルの丘の上でサラウンドレコーディング!風が強い、寒い!丘の上での録音はいろんな音が聞こえて、難しい。寒い中みんな一緒にアンビエンスを録りに来てくれた。ただ、作業が地味なのでみんな一緒に来られても…
ミライちゃんは学校で映像に音をつけてる授業を受けたとか。将来は立派なサウンドエンジニアになってくれたらいいね。
そうやって楽しくブリストルは過ごした。その昼にロンドンに帰る。
ロンドンに戻ってからZipangu Festのスタッフの打合せに参加する。
おぉぉ、みんな外国人だ!と驚き、みんな英語で会話。俺はどこにいたらいいんだ?と思いつつ、190cmあるスラッとした男性が声をかけてくれた。日本で3年間住んで、英語を教えていたとか。
この時は分からなかったけど、大半の人は日本語を話せたり日本語を勉強している人たちだった。
夕食は韓国料理屋さん。美味しかった。壁にはいろんな文字が書かれてあった。
手ぶれでしたすみません。
と、長い長い日が終った。
11月19日
ブリストルにて上映!
ロンドンで有名なstreetに行く。ふと思ったのが、楽器屋さんに行きたいとついつい言ってしまった。
それから、ブリストル行きの列車に乗ってブリストルに行く。ブリストル駅で今回『人喰山』を紹介してくれたコーディネーターのジャスパーと待合せをして会場に行く予定だった。
そこでトラブルが発生!ジャスパーの電車が遅れている!という電話がかかって来た。仕方が無くぼーっと待っていた。音を録音したりして過ごす。
約一時間後、「先に行ってて下さい」と電話が。すでに午後8時を回っている!急いで、ブリストルノタクシーに乗る!運転手がアラブ系の人。ゆっくりのらりくらい、会場のCube Microplex の場所が分からない!電話で誰かに聞いてくれと英語で言われて、急いでジャスパーになんだかんだしてようやく会場に到着。入ると凄い人!上映が始まっているのになぜ?
ジャスパーが遅れてるため、上映時間も遅らしていたとか。そして、簡単に会場を案内してくれる。
それからまたドタバタが続き、ようやく上映。
『烏賊祭』『二度と目覚めぬ子守唄』『人喰山』『少女椿』の順番で上映が始まった。
『人喰山』は多くの人が笑ってくれていた。おぉぉぉ、こんなにも笑いが起きるとは!やはり、シロを蹴っ飛ばすところはどこで上映してもウケますね。
その後は『少女椿』この時にようやくジャスパーが到着。最初の予定から約2時間遅れ。何とかなりました。簡単に打合せをし、上映終了後トークショーへ。
今回は『人喰山』の監督ではなかったらかどうかは分からないが、作品の内容よりも、『人喰山』の上映形態や、なぜ監督が烏賊祭から人喰山の間に作品を作らなかったとか、配給はどのようにしたのか、予算はいくらなのかなどの質問が多かった。
上映終了後、いろんな人から面白かったと話をしてくれた。ただ、英語がそれほど詳しくないのでそう言っていたと思われる。
その間に、手裏剣を見せるととても興味を示してくれた。これは大ウケだった。忍者の格好はん〜最初はおもしろがってくれたがすぐに飽きられてしまった。
アニメの上映の後、ピンク映画(滝田洋二郎作品)の上映があった。途中、女性がファックと言って帰って行った。
ここがイギリスか!
ここがイギリスか!
飛行機酔いと時差ぼけでぐっすりと寝ていた。
朝はバジルのとトマトとモッツラレラチーズのトースト。今日はカメラの存在を忘れてしまい何も撮っていない。(最近気付いたのだけど、疲れている時こそ写真を撮っていると思う。おそらく記憶が曖昧だから記憶として録っているのだろう)
それから、cafe chaiってところでネット。昨日のブログとツイッターです。
写真はFeiさんです
大好きなココアを注文する。レギュラーサイズがここでは本当に大きい。
それから、バスに乗る予定だったのだが、イギリス版pasmoのoysterを忘れてしまったため歩いて散歩する。
買い物したりして、Tunとも合流。Tunとリトルインドを散歩。映画館があり、そこにはラジニカーントが大きく書かれていた。さすが!スーパースター。でも写真は無い。
と、いった感じで2日目は過ごす。映画祭とは全く距離が離れた日でした。
明日はブリストルに移動!そして上映会!上映直前に現地に入るため宣伝出来無い模様。
でも傑力珍怪スタッフとして『人喰山』をがんばって宣伝します!
写真無くてごめんなさいm(_ _)m