『真っ白に、声』稽古レポート・その４　近藤ちぇん

寒いのか、熱いのか、日々気温と戦っているちぇんです。
３月７日に新小岩の公民館まで間野氏の通し稽古を見学に行かせて頂きました。

本番も近いこともあり、寒い日だからかは分かりませんが、私は異様な緊張感で稽古はスタートしました。

ひとつひとつの演技に演出の方から問いがかけられ、その度に役者が演技、動き、感情を変えていく作業が続きました。

みなさんこんなに笑ってますけど、これは４回目です。芝居は生き物なんですね。４回以上くり返しても同じ芝居は一つもありませんでした。内容を知らない私はこの感じで話がどうなっていくのか頭がついていけなかったです。

演出される方はこうして欲しい、といった要求はほとんどせず、今どういう気持ちでそこにいるのか役者に訪ねていました。私は、動きをつけて演出家の思いを反映させていくのかと思っていたので、びっくりしてしまいました。とっても難しい事を一生懸命やろうとしているのが伝わり、いろんな意味で目が離せませんでした。

頑張っているから辛い、頑張ってるから悔しい、みんなで作り上げるからこその大変さとみんなで作り上げるからこそみえる可能性の大きさを感じました。すごくいい刺激を頂きました。そして本日のベストショット、まれにしか見る事が出来ない間野氏の憂いな表情・・・いただきました。
このエネルギーがどうなっていくのか期待しています。ではでは。