作品紹介その2 藤岡晋介

どうも、新種の藤岡晋介です。先週は作品紹介をサボってしまいました、すいません。
それにしても、もう二月になってしまいましたね。
「傑力珍怪2010 新種誕生」までもうすぐ。12日(金)は渋谷アップリンクですよ、みなさん!




それでは『トゥエンティーズのセブンティーン』の紹介に入りましょう。

実はこの作品にはシナリオというものが無いのです。あったのはプロットだけです。
なので、セリフが決められていません。俳優は演じるシーンの流れを頭に入れて、撮影の段階では即興でセリフを発するのです。

完全なる即興芝居では無いのですが、演技の間やセリフの言い回しなどは、非常にリアリティがあります。まさにドキュメンタリーのような空気感です。

僕がなぜこのような手法をとったのかと言うと、最近の(といっても随分前からですが)「自然っぽい演技」の流れに、ぬるい印象を受けていたからです。それらの多くは、「いかにもフィクションな演技」を恥じて嫌っている割には、結局「っぽい」で完結しています。

だから僕は徹底的にリアリティを突き詰めて、そこから何か新しい映画が見えないだろうかとチャレンジしました。その手法に伴う困難も沢山ありました。その結果は劇場でご確認下さい!


内容は単純でわかりやすいですが、けっこう歪ですよ…(コッソリ)

それでは、また!(キャプチャ画像は、決して出し惜しみをしているわけじゃないんです。ただ、…なんです)


藤岡