焦げ女が嗤うまで その2 瀬川

どうも、2回目の登場の瀬川です。
今回から拙作「焦げ女、嗤う」に関わっていただいた人たちを
ご紹介していきたいと思います。
第一週目は女優編。


今回作品のオーディションに応募してくださった方の総数はなんと100名以上!
お会いした方だけでも40名を越え、なかなか大変な体験でしたが
納得のいくキャスティングになったと自負しています。



まずは松崎冬子役を演じてくださった主演の新井美穂さん。
関西で雑誌などのモデルとして長年活動してこられて
数年前からは俳優業も開始されました。
役者初体験の作品で第1回CO2の主演女優賞を獲得した実力者で
審査員の黒沢清氏をして「女優でもっている映画、女優で魅せる映画」
と言わしめたほどの力の持ち主です。
奔放で誠実な演技は冬子の持つ特殊なキャラクター性に
説得力を与えていただけたと思います。



次に杉浦琴美役を演じてくださった真柳美苗さん。
手塚眞さんの映画の他、数々の商業・自主映画に出演してこられた実力派です。
意志の強い目、堂々としていて物怖じしない話し方・・・。
初めてお会いした時に「この人が琴美だ!」と思ってしまいました。
最年少ながら演技面でも現場での気配りの面でも
非常に頼りになる女優さんでした(瀬川よりよっぽど大人)。
彼女は終盤になるにつれ、どんどん存在感を増していきます。



次に井澤シュウコ役を演じてくださった、よこえとも子さん。
関西の演劇界では知る人ぞ知る女優さんで
最近ではその活動の幅を全国へと広げつつあります。


実はタイトルの「焦げ女」とはこのシュウコのことなのです。
つまりはもう一人の主人公でもあります。
どうして彼女が焦げ女なのか?それは作品を見て確かめてください。


ご覧の通り、この人はやたらと画になります。
もう存在感がハミ出まくってます。
写真でこれだから、動いたらどうなるか・・・!
はっきり言って彼女の演技は必見です。
小劇場だとか自主映画だとかそういった
小さな枠を軽々と越えていく規格外の役者さんです。
そして驚くべきことにこのよこえさん、
本格的に映画に出演したのはこれが初なのです。
絶対に見逃してはいけません。


どうですか?魅力的な顔、顔、顔が集まったと思いませんか?
まだご紹介したい女優さんがいるのですが
長くなってしまうので次週へ持ち越したいと思います。


・・・そうです。昨年劇場公開されたあの映画の女優さんですね。
と、もったいぶっておいたところで来週の女優編2&俳優編へ続く。


というわけで2月12日は渋谷アップリンクへぜひ!!