2009年best10 (比木)
比木です。一年間お疲れ様でした。
さて、比木の今年ベスト10です。選ぶのが難しかったので、①スクリーンで見た映画②一人の監督につき一本ということで選びました。
1.「グラン・トリノ」(クリント・イーストウッド)
今年は「チェンジリング」もあって、すごい年でした。個人的には「グラン・トリノ」を挙げたいです。
2.「イングロリアス・バスターズ」(クウェンティン・タランティーノ)
楽しい映画でした。
3.「3時10分、決断の時」(ジェームズ・マンゴールド)
ラッセル・クロウが格好よかった。泣けます。アメリカ映画はまだまだ西部劇を作れるんだなーと思いました。
4.「車夫遊侠伝・喧嘩辰」(加藤泰)
映画を見終わった後、興奮して知り合いと「きゃー」と言い合いました。素晴らしい映画です。個人的に加藤泰のナンバー1映画かも。
5.「クリムゾン・キモノ」(サミュエル・フラー)
サミュエル・フラーの隠れた傑作でした。オープニングから童謡の「赤とんぼ」が大音量で掛かるとんでもない映画。
6.「港祭りに来た男」(マキノ雅弘)
今年はマキノ映画をたくさん見たのですが、強いて一本となるとこれ。泣きました。「殺人師段平」「九ちゃん刀を抜いて」などなどすごいものが一杯です。
7.「レスラー」(ダーレン・アロノフスキー)
これも泣けました。最後のリングに上がるところはもう!
8.「天使の眼、野獣の街」(ヤウ・ナイホイ)
ジョニー・トー作品の脚本を手がけていたヤウ・ナイホイの初監督作品。もろジョニートー映画でしたが、めちゃくちゃ面白かったです。
9.「明日は月給日」(川島雄三)
マキノと同じく川島雄三も何本か未見のものが見れました。「特急にっぽん」「新東京行進曲」「青べか物語」など。中でも、コレを選びたいです。すったもんだの挙げ句月給が支払われる事になった途端にみんなが大合唱する瞬間のすごさ。楽しい楽しい映画です。
10「ビッグ・バグズ・パニック」(カイル・ランキン)
期待しないで見たんですが、これぞ現代のB級映画という感じでした。「ミスト」「ハプニング」「スターシップトゥルーパーズ」を混ぜ合わせて低予算で作ったような作品です。新人監督カイル・ランキンの今後が楽しみです。
という感じです。
「アバター」は未見です。「パブリックエネミーズ」は面白かったのですが、ベスト10入りはしなかったです。
ということで、一年間お世話になりました。
良いお年を。
比木