間野、2009年ベスト10本(前)

間野です。クリスマスイヴですね。街にサンタがたくさんいました。

さて2009年のベスト10本ですが、今回は前編ということで思いつくままに5本あげます。

ちなみに今年見たというだけで、今年公開の映画だけではありません。今年公開はほとんどないですね。番号は便宜上で順位ではありません。
僕は見た映画のことをあまり覚えていないので、コメントは一言程度にします。

今日の5本(今年前半映画館で見た作品)

森崎東の3本(シネマヴェーラにて)



A『女売り出します』B『女生きてます 盛り場 渡り鳥』C『時代屋の女房
aすごいシナリオ。米倉斉加年の「笑わせるぜ、まったく」という口癖が最高。
b僕の好きな春川ますみの迫力がすごい。山崎努の怒りは家をも壊してしまう。
c最初のキスシーンで打ちのめされた。



2『遊び』増村保造(新宿角川シネマにて)
内容は細かく覚えていないが、感動して号泣しそうになった。これはSくんにメールしなくちゃと携帯をいじっていたら、Sくんも見ていてそのまま一緒に新宿で飲んだ。





前田陽一の3本
A『スチャラカ社員』(神保町シアターにて)B『喜劇 涙は男の子守唄』(浅草新劇場にて)C『喜劇 家族同盟』(DVD)

今年はにいやさんのおかげで前田陽一を知ることができ、幸せです。もっともっと見たいですね。
aレストランでの乱闘でスパゲティを投げるのが素晴らしい。しかも手裏剣みたいに。
bよくこんな話ができたもんだなあ。火事にあったのに酒盛りする人たちのいい顔。
c83年作品。この3本の中では一番好き。上記2本の明るさは消えてなんとなく青白くて暗い画面。バブルへと向かう日本の先にある暗い時代の気配がみなぎっている。オカマ役の佐藤B作がいい感じ。




4『混血児リカ』中平康ラピュタ阿佐ヶ谷にて)

リカにノックアウトされた。すごい爽快感で映画館を出た。うろ覚えだけど船の甲板での乱闘がよかった。リカのファッションもいい。
その後ラピュタで続きを見て、にいやさんに最終作のビデオを借り全部見たけれど、この一番最初のが一番好き。
でもなぜか内容はほとんど記憶にない。






5『櫛の火』神代辰巳シネマヴェーラにて)

これも内容をまったく覚えていないけれど、すごい体験だった。・・・としか言えない。





















これで上半期の5本、実際は9本です。

邦画が多いですね。他には『お嬢さん乾杯』木下恵介は大好きです。外国作品だと今更『ダークナイト』、今更『サイコ』、今更『俺たちフィギュアスケーター』が面白かったです。

あと、忘れちゃいけない。にいやさんに教えてもらったノーマン・マクラレンのアニメーション!眼から鱗でした。フィルムセンターでカナダアニメーション特集を見たのもよかったなあ。

続く