新潟に行ってきました(副音声)part2

間野です。

2日目スタート。

起床後、ばあちゃんの部屋で朝ごはん。相変わらず味噌汁がおいしい。
そしてじいちゃんに長岡花火のことを聞く。落ちてきた火の粉や風にふきとばされたシートのことなど、「ありゃあ、見るどころじゃねぇよ」と言いつつも、どこか災難を楽しんでいる口調。
かっこいいぜ。

その後、とちの車で寺宝温泉へ。
とちが「伝説の温泉」というので期待に胸が高鳴る。
温泉は屋内が温かく、露天はぬるまであった。源泉かけ流しのため、つかっているとじーんと内側に響いてくる。

温泉大好きな俺は、久しぶりに入る温泉にリラックス。早くあがった二人をよそに悠々と露天で青空を楽しんでいた。

温泉の裏側には田んぼがひろがる。ここで伊藤君と「リリィシュシュごっこ」。
アンニュイでセンチメンタルな伊藤君を激写。田んぼの持ち主には申し訳ない。

近くの用水路にはザリガニがいた。形がかっこいいぜ!

そして希望が丘地区の住民なら誰もが愛する焼肉屋「スタミナ苑」で食事。ラーメンもおいしいのだ。

熱いどんぶりにスープを縁ぎりぎりに入れたラーメンを軽々と持ってくる店員さん。伊藤君はどんぶりを触ってあまりの熱さにスープをこぼす。

ラーメンはあっさりして絶品。となりで焼肉定食を食べていたとちから焼肉を恵んでもらう。これもまた絶品。三鷹の「めお」にも負けてないぜ。







大ジョッキで生ビールを5秒で飲みほした伊藤君。実際に飲んだのは俺だった。
また満腹になって長岡リリックホールへ。
五藤利弘監督の『モノクロームの少女』を鑑賞。
長岡市栃尾地区で撮影されている。棚田が美しい。栃尾地区には行ったことがないので、行ってみたくなった。
あぶらあげ美味しくて有名なのだ。

その後、五藤監督やスタッフの方々にご挨拶して会場を離れる。五藤監督からはお忙しい中、たくさんの言葉を頂きました。


妹も来るので駅まで迎えに行く。駅にあった長岡花火の目玉・正三尺玉のオブジェ(実物?)前で記念に激写。大きいぜ。

三尺玉とは長岡花火の最後にどっかーん!と地面を揺らすくらいの音で鳴る長岡市民なら誰もが誇りに思うどデカ花火だ。

また見たいなあ。







駅前にある縄文土器を持ち上げる俺。火焔土器はうちの田んぼから発見されました(ウソです)。



とちの車で柏崎へGO!柏崎の母方の実家へ。ファンクの帝王JBにそっくりのばあちゃんが玄関前で待ち構えていた。

「おまえの電話がねえから、いつ来るかいつ来るかと思ってたんだいや、ゲロッパ!」と踊りながら言われた。

実際は電話はしてたんだけど、遅かったようだ。

客人が来ると、いつもばあちゃんが連れていってくれるレストラン「とみ家」へ。お客さんが列をなして待っている。
待ち時間の間、3人で店の裏にある夜の日本海を見に行く。原発の光が妖しくてきれいであった。

伊藤君に日本海を見せたのは、俺が初めてだろう。次回は『日本海』という映画を撮ってほしい。

レストランへ戻る。食べる前の段階から少々満腹であった我々は戦場に出るような気持ちでエビフライにとりかかる。(俺は天ぷらそば)。

ばあちゃんは話の合間に「喰え!ゲロッパ!若いもんは!ハッ!喰え!」と我々をはやしたてる。とちと伊藤君は完全に無言であった。

一年分は食べた夜だった。(でも、うまかったなあ!)



腹が重い…コンビニで無意味に立ち読みして、公園を散歩してから帰る。

家の二階で『おくりびと』を見ながら飲む。写真はなぜか服を脱ぐとち。

ヒップホッパーよろしく肩には
STEREO。YO!

疲れきったとちは早く寝て、伊藤君と2時くらいまで話していた。

しかし長岡も柏崎も夜が暗い。闇が濃い。とちにそう言ったら「そういえばそうらね」と初めて気づいたようだった。

そして夜中に一階のトイレに行くのがこわかった…。




2日目おわり つづく