「サブウェイは3:10に出発」の巻

比木です

連休です。「魔眼」の伊藤くんは長岡インディーズムービーコンペティションに行ってます。新潟・長岡、うらやましいですね。付き添いは「AUROA」「地獄に堕ちた〜」の間野君です。近々、詳細が告知されると思います。

さて、傑力珍怪のメンバー伊藤くん、間野君、「A BIG GUN」大畑君らは映画美学校の卒業生で、「人喰山」のにいやさんはその講師であったりするわけで、美学校の学生ではない私がどうして参加しているかというと、なれそめは「A BIG GUN」の美術応援が始まりなのです。で、その縁で「魔眼」の追撮や「地獄〜」の撮影やらを手伝い、さらに「人喰山」にいやさんを紹介してもらい、お家にお邪魔しておいしい手料理と珍しい作品を見せてもらったりしたわけなんです。と、説明がながくなりましたが、伊藤・大畑・比木は高円寺、にいや・間野は三鷹といった具合に中央線の2つの駅で点と線で結ばれた結果、傑力珍怪という世にもまれな映画祭が生まれたということをお伝えしたかったのでした。

閑話休題
見ました「3時10分、決断のとき」(ジェームズ・マンゴールド)。いやー、素晴らしかったです。クリスチャン・ベイルってどうも苦手だったんですが今回は良かったですね。足が不自由という役柄でしたが、バッドマンのように自由に動き回れちゃうよりも、身体にハンデを背負っているという状態のほうがいいのかもなーと思いました。オリジナルのデルマー・デイビス監督版「決断の3時10分」よりも好きです。
で、「サブウェイ123」(トニー・スコット)です。周囲では、好き嫌いが別れている状況ですがトニスコ・ファンの僕としては、もちろん良かったですね。ジョセフ・サージェントの「サブウェイ・パニック」のリメイクとして見に行っちゃうとちょっとがっかりするかもしれませんが、純粋なトニスコの新作として見るとおもしろいです。このひとは、飛行機・車・船で映画を撮り、今回は地下鉄ときたので、自作は宇宙船あたりを使ってほしいですね。
今回の2作はともにリメイクですが、傑力の作品達もいつか誰かがリメイクしてくれる日を夢見ています。そんな気骨のある方、10月2日(金)渋谷のUPLINKでお待ちしております。

ではまた