イギリス滞在11日
『人喰山』上映が終ったからか、ぐっすりと寝る。疲れもたまっていたし。
朝から裏にあるグランドが霜柱で覆われていた。最高気温が1℃で最低気温が-2℃のロンドン。
他の人たちが起きる前にシャワーを浴びる。そしてまた寝る。
今日は唯一の観光をした。
そこはここ!
そう、今絶賛公開中のハリーポッターがホグワーツ特急に乗るためのプラットフォームです。
ここに行きたいとみんなに言っていたのですが…誰も相手にしてくれず。あのハリーポッターだぜ!と力説をしましたが誰も…行かず。
悔しかったので一人で行き、後ろの人に写真を撮ってもらいました。もっと写真を工夫してもらいたかったが…なんせ、全く知らない人に頼んでいたので…
でも、ここ実は…
工事中だったのです。
せっかく公開中なのにもったいない。
そして、会場に戻ると…どこかで見たような子供が…これは!!!
奥さんが来ていました。
それから、designersblockに移動。ここでハウスパーティーがある。
なんだかどこでも絵になるところばかりです。
夕食を食べにFeiと清瀬さん、前野健太、吉田さんとでベトナム料理を食べに行く。実は自分はあまり亜細亜料理が苦手でしたが美味しかった。他の人も美味しい美味しいと何度も言っていた。食べ終わって、designersblockに戻りゆっくりとしていると…
Feiが「私のカメラ知らない?(英語)」って言って来た。みんな知らないと言うと探し始めた。
本当にカメラが行方不明になっていた。
これは…フランクフルトのにいやなおゆき監督を思い出した。にいや監督も会場でカメラを無くした。
ただ、今回はこちらで借りていてまだお客さんも入っていないスタッフだけなので、盗む人もいない…どこに行った?
ご飯を食べたところに持って行ったというが、実は誰もそれを見ていない。けど、一度戻って店員さんに聞いてみる。店員は知らないと言う。途中寄ったところにも確認するが…ない。
Feiがかなり落ち込んでしまった。ん〜イギリスで無くなった時にどのようにしたら良いのか分からずこちらも何も出来ず。
元気出しなよって「にいや監督もフランクフルトでなくしたよ。笑って」と言って自分のカメラを渡し、これを変わりに使ってと差し出す。
きっと、これは撮影した人の気持ちも伝わっているでしょう。元気を出そうとしている自分が写っていました。
それからTunが来て、Feiにそっと寄り添って行く。前野氏はこれを見て「あぁ、これが欧米人の愛の求愛か。来てすぐに寄り添うなんて。ただ、俺らに挨拶が無いぞ」
と突っ込みが入った。
今回のZipangu Festを応援しているビックなゲストがいた。それはこの人だ!
なんと!ジョージクルーニーが宣伝してくれてるではないですか!!
ありがとうジョージ!!
何て凄いんだ!
と、感動しているうちに時間が流れて行く。
FeiとTunが帰って来た。
カメラが見つかった!!!
なんと嬉しい知らせでしょうか。どこにあったの?って聞くと
みんなが美味しい美味しいと言って食べていたベトナム料理の店長がパクっていたとか!
何て国なんだ!
客の忘れ物をパクる何てっ!
あぁ、やはりここは外国なんだ。日本とは違う国なんだと実感してしまった。
ゲストで来た人たちがみんなインタビュー受けていました。
そうこうしているうちに下の階から、チェッカーズが聞こえる
彼の名はアダム。DJでもあり、実はThird Window Filmsという配給会社の社長、ポチの告白や松たか子の告白などの海外配給をしているとか!2ヶ月前まで日本でレコードを探していたとか。
どこで探しているのかと聞くと高円寺や吉祥寺だって。自分の中ではこいつはイチゲンサンだなと思い、神保町は?と聞くとあそこは1件しかないとか言う。あそこは実はもの凄くレコード店が多いのだ。まだまだあまちゃんだ。
実は彼は25歳だという事も知った。
凄いぞ!
彼の選曲はすばらしく、ついつい歌ってしまう自分と踊るサヤカさんがいた。
外は-3℃ たき火をする。
一番温かい暖房器具でした。そこには佐藤寿保監督がタバコを吸いながら外国人と会話(隣はイギリス人とイタリア人)
そして、ここでも前野健太ライブ
足下にレコーダーをこっそりと置く。まるで今回は前野健太の音楽を録るために来たスタッフです。
ライブも終わり、みんなまったりモード。寒いので温かい所に集まります。
真ん中にいるのはマリア
時間は午前3時
こうして、今日は終わった。