北京リポート4

今日は昼飯に中国土産のインスタントラーメンを食べました。
さて、リポートその4。

ここが天安門。戦車の前に立ちふさがる若者の姿が忘れられません。あれからもう21年も経つんですね……。僕みたいな社会的関心も無い人間が、まさかここに立つ日が来るとは思っても見ませんでした。

*南北880m・東西500mにわたる世界最大の広場。敷石は花崗岩である。北は北京随一の大通りである長安街が位置し、その反対側に紫禁城故宮)の入口である天安門が位置する。広場の中は、北から人民英雄紀念碑、毛主席紀念堂、正陽門(前門)が設けられ、広場の西側には人民大会堂全国人民代表大会議事堂)、東には中国国家博物館(旧・中国歴史博物館および中国革命博物館)がある。これは太陽の昇る方角を過去、沈む方角を未来に比喩したものである。周囲の歩道の敷石にまじって長方形の鉄板が敷かれている部分があり、下に水を流せる架渠構造になっている。大規模な集会に際し鉄板を外して周囲を天幕で覆い、臨時のトイレとして使用される。1969年に、中ソ関係の悪化に伴い、北京地下城というシェルターが作られた。現在は観光スポットとなっている。 wikより。

……やはり中国ではトイレネタは欠かせませんね。

国慶節(こっけいせつ)とは、中華人民共和国の法定休日の一つ。日付は10月1日。国慶節の記念式典が催される、天安門前広場。なお、天安門に掲げられる毛沢東肖像画国慶節前日の9月30日に清掃される。「国慶節」の制定は1949年9月に中国人民政治協商会議において10月1日を「国慶節」と定めたことに由来する。これは、1949年10月1日に天安門広場にて、中華人民共和国の建国式典が行われ、毛沢東により中華人民共和国の成立が宣言されたことにちなむ。中華人民共和国では、「十一(sh〓 y〓、シィーイー)」と呼ばれ、この日をはさむ約1週間が大型連休となる。 wikより。

天安門広場に入る人々の列に我々も加わります。このテントは検問所。荷物をX線で検査するのです。先の記事で書き忘れたけど、地下鉄乗り場にもX線の検問所があります。「国慶節だから?」とモッちゃんに聞くと「地下鉄の検問はいつでも」だそうで。
あ、大変!ナスカさんの荷物がひっかかりました。「中を見せろ」と公安。ひっかかったのは例の手のひら型のお香立てと、金属製のピンボードの玩具(注)でした。

皆さん、伊藤さんの持ってるビニール袋が見えますね。この中には電池でハイハイする赤ん坊の玩具や、プラスチックの蟹マグネットや、毛沢東ウォッチや、ぶったくりの茶器がゴロゴロしてるのです。伊藤さん、この袋も検査機に通そうとしたら……公安「あ、それ通さなくて良いから」。僕はX線で電動赤ちゃんの内部構造見てみたかったです。


天安門広場に設置された巨大液晶スクリーン。写真では分かりませんが、アルタの100倍はあるでしょう。映ってるのは軍事パレードの兵隊さん達。装甲車の大群も映ってました。あまりの人の多さ、広さに迷子になりそう。ここで迷ったら一生天安門で暮らして行かねばなりません。トイレにだけは困らないでしょうけど。

普段の北京はスモッグと雲でどんよりした天気らしいのですが、僕が着く前の日に大雨と大風で、今日はまれに見る晴天。雲一つなし。あまりの暑さに皆上着を脱いでます。にいや、「北京は寒い」と散々脅されたのでなんと冬物のダウンを着て来ました。暑い暑い。屋台でペプシを売ってるので買ったらぬるぬる。瓶の内側に水滴がついてるので、冷えてるのかと思ったら逆でした。暑過ぎて水蒸気が溜まってたのね。「飲み物はぬるい」これも中華思想。写真は北京幼児。お尻が丸出しのズボンを穿いてます。ちょうどお尻の所でぱっくりと割れる形。どこでもいつでも即座に用便出来るという、優れもの。モッちゃん曰く「地下鉄の車内でも子供はおしっこしてます」……さすが。

続きは次号!