とあるリピーター様の証言

こんにちは。
傑力珍怪映画祭では、来場するたびに入場料が安くなる「リピーター割引」という画期的なシステムを設けておりまして、それを利用し何度も劇場に駆けつけてくださった方もいらっしゃいました。
その中でも、おそらく最多来場回数記録保持者である、工藤さんとおっしゃる方から傑力珍怪の印象などを聞かせていただきました。


● 傑力珍怪映画祭には、何度来ていただけましたか?

先行上映、リターンズ興行など含めると、ちょうど10回行かせていただきました。
途中入場の日や、ゲスト作品のみ観賞の日も数日ありましたが、
内訳としては「大拳銃」を7回、「魔眼」と「人喰山」を各8回、「地獄に堕ちたシェイクスピア」と「AURORA」を各3回、「二度と目覚めぬ子守唄」、「穴」を各2回、その他の作品は各1回になると思います。

● 自主映画には、もともと興味があったのでしょうか?

数年前から何か映像作品を作りたいと思い勉強の為に見る様になりました。
傑力珍怪を観ているとあらためて自主映画って良いなと思います。

● ご覧になったゲスト作品の中で、特に印象に残っている作品は?

メイン3作に併映されたゲスト作品群も皆、本当に素晴らしかったですね。
そのゲスト作の中から特にという事でしたら、「地獄に堕ちたシェイクスピア」と「二度と目覚めぬ子守唄」でしょうか。
「地獄に堕ちたシェイクスピア」はユニークで独創的、えも言われぬ面白いムードに浸れました。
伝説の「二度と目覚めぬ子守唄」は作品の素晴らしさに加えてギミック上映版で観ることが出来て最高でした。

● 面白かったトークイベントなどはありましたか? 

映画の裏話などが聞けるトークなどは特に興味深かったです。
例えば「大拳銃」の役者さん勢揃いの日とか、高橋洋監督の「穴」の話しとか、
「二度と目覚めぬ子守唄」の原田浩監督の話等々。
監督や出演者の皆さんの人柄が伝わる楽しい企画だったと思います。

● 日頃はどういった映画をご覧になっているのですか?

洋邦問わず大作からB級までの娯楽映画中心(SF、特撮、ホラー、アクション、怪獣もの、アニメ、等)で、ジャンルムービーなどと呼ばれる作品が好きです。

● そういった映画と傑力珍怪の映画を比べて、どういう違いがあると思いますか?どんなところに魅力を感じていただけましたか?

観終わった後の満足感はまったく同じと思います。決して引けはとりません。
商業映画とは予算的違いもあるのかもしれませんが、メジャー系映画とは違う味わいや興奮が間違いなくありますね。
インディーズ精神溢れる工夫と情熱、作り手のこだわり感が強く伝わってきます。
そこが大きな魅力かもしれません。

● 傑力珍怪映画祭を、一言で言い表すとしたら、どんな言葉になりますか?

一言だと言い表すのはとてもむずかしいですね。例えばこんな感じでしょうか。
映画桃源郷、秘宝まつり。
とにかくcinema paradisoと思います。

● 最後に、傑力珍怪をまだ見ぬ人にコメントを、お願いできますでしょうか。

アクション、ホラー、コメディ、エロス。 
映画の面白要素が炸裂する珠玉の傑作群。
傑力珍怪映画祭は娯楽濃度が高い、不思議感覚溢れる映像作品のお祭りです。
本能の赴くままにむさぼり観れば、映画が持つ本来の面白さを実感するはず。
更に映画の可能性も考えさせてくれます。
表現する事の情熱が奇跡を起こすのかもしれません。 
映画好きな人も、そうでない人も、いつもと違う刺激が欲しければ、傑力珍怪へ。
きっとこれが映画の原点かもしれない。

● 素晴らしいコメントをありがとうございます! 自主映画を撮ったら、僕らにも是非見せてくださいね! お忙しい中、お答えいただきましてありがとうございました!