新潟に行ってきました(副音声)

間野です。
長岡レポートの副音声です。伊藤君のレポートを間野目線で書き足していきます。

まず映画祭が「第11回」「第14回」となっていますが、正確に書くと第14回長岡アジア映画祭の中の、第11回長岡インディーズムービーコンペティションにて『魔眼』が審査員特別賞を頂いたのです。


朝6時に中野駅集合。わが故郷・長岡へ車で出発。乗組員は俺の兄、兄のフィアンセ、伊藤、俺の4人。
新潟も近づき田んぼだらけの風景に心おどらせる伊藤くん。まさかそんなに車酔いしていたとは、誰も気づかなかった。車の中で伊藤君はやたらと写真を撮っていた。看板とか。田んぼとか。俺とか。


今回、現地コーディネーターとして『魔眼』組に参加してくれた、俺の幼馴染「とち」。彼は長岡弁と標準語をあやつるバイリンガルである。車を出してくれたり、飲み会や上映にも付き合ってくれて助かりました。といっても、いつもの俺の帰省と同じ感じか。
とちの目の前にあるのが、長岡市民なら誰もが誇りに思うB級グルメの王者イタリアン。分析すると茹でた焼きそばにミートソースをのせたものだが、食べてみてやはりスパゲッティなのか焼きそばなのか得体が知れなかった。でも、うまい。伊藤君は昼は食欲がなく食べなかったが、夜に駅ビル店にて食べました。感想は「野菜がシャキシャキしておいしい」。
 
長岡リリックホールは素晴らしい建築。ホールの目の前に長岡の有名な史実「米百俵」の銅像あり。俺の本能がうずいて写真でコラボ。
手前にいるとちに向かって手をかざす。「米百俵!いや二百俵!!むしろ五百俵!!!!!」

壇上で挨拶する伊藤君。心なしか、表情に長旅の疲労がにじんでいるような。受賞のコメント全文掲載
「本日はご来場いただきましてありがとうございます。『魔眼』を監督しました伊藤です。この作品は間口の広い作品とはいえないかもしれないのですが、このような映画祭で賞をいただき感謝しております。本日お越しくださった方々、映画祭の方々、映画作りに関わってくれたすべての人々に感謝申し上げたいと思います。どうもありがとうございました」

受賞式が終わり、駅を散策。見つけた良寛さんの銅像とコラボ。

俺たち3人同級生。
あこがれの良寛さんと伊藤君。

インディーズコンペ交流会のあと、アジア映画祭のスタッフの方々と飲ませてもらう。伊藤君は疲労のためかほとんど喋らず。俺は『魔眼』がいかに素晴らしいかを熱く語っていた。
映画祭に関して、長岡に関して貴重な話が聞けて楽しかった。そしてスタッフの方々がみな個性的で面白かった。そのうちに二名は傑力珍怪を東京で見てくれてました。謝謝。
その後、菅野さんの計らいで事務所を見せてもらう。たくさんのちらしや写真がある映画好きにはたまらない空間。なぜか置いてあったモーニング娘のうちわを持って写真を撮る。

タクシーに乗ることもできたが「せっかくだから駅からうちのじいちゃんちまで歩こう」と深夜のウォーキングを決行。信濃川を渡り、1時間くらい歩いたかも。この夜は空が澄んでいて星がたくさん見えた。バカなことたくさん話しながら帰った。写真は駅前の通りに昔からある「かたつむりに乗る少女」の像にぶら下がる二人。バカだな〜。

とりあえず伊藤君も俺もくたくたに。俺も寝つけなかったが隣に寝る伊藤君も眠れないようだった。

一日目おわり つづく