『傑力珍怪 in ゆうばり』第三日目! その2


またもやこの顔で始まりました『傑力珍怪 in ゆうばり』第三日目! その2
上映準備は整ったのですが、ゲストの倉重さん(『眺めのいい部屋』監督)と、『人喰山』音響の光地君がまだ来ない。探しに出たにいやを待ち受けていたのは、ゆうばり名物ストーブパーティーで『ロックアウト』の宣伝をしまくる園部さんだったのです。
皆さん、現在シネマート六本木で『ロックアウト』上映中ですよ〜〜。よろしくお願いします。
と宣伝してると、おお、いたいた、『人喰山』音声の光地君です。

光地君、飛行機に酔ったそうで元気がありません。でもちゃんとお料理食べてるじゃん。うらやましい。で、光地君が倉重さんに電話してくれて(すみません、にいやケータイ持ってません)、やっとこさ全員集合。倉重さんは学生さん達をたくさん連れて来てくれました。ゆうばり遠足ですね。

上映開始を待つお客さん達。この会場は巨大な会議室を暗幕で仕切って、うなぎの寝床のような上映室になってるのです。でも画質も音響も結構良いんですよ。
さて、では始めましょう! 『傑力珍怪 in ゆうばり』!!!





『烏賊祭』『眺めのいい部屋』『人喰山』と続いて、ここで休憩。トークが入ります。いくらなんでも、さらに『二度と目覚めぬ』『少女椿』を連続でかけたらお客さんが倒れちゃいますからね。あ、カメラさん、ズームアップお願いします!

あ、もうちょっと近づいてもらえますか。

カメラ担当はコメント常連のデューイ松田さんです。
デューイさん、わざわざありがとうございます。

にいやお腹がぺこぺこですが、そんな事言ってられません。まずはゲストを紹介。

こちらが『眺めのいい部屋』監督であり、「人喰山古揺」を歌われた民謡歌手でもあらせられる、倉重哲二(鉄人)さんです。実は倉重さん、『眺めのいい部屋』で三味線を使いたいとの事で、『人喰山』の三味線録音に便乗してスタジオにこられたのです。ところが、その時突然に「人喰山古揺」の歌手に急遽抜擢。いやはや、倉重さんだけでなく、にいやもそんな事考えてもいませんでした。ちなみに倉重さんのお姉さんは『鉄人28号』の大ファンだったそうで。だからお名前が哲二=鉄人にされてしまったとか。

音響の光地君、今回上映する英語字幕版の製作も担当してくれてるのです。お世話になります。もうすぐ東京で始まる「桃まつり」で、船曳真珠監督の『テクニカラー』の整音もやってます。
ゲスト紹介と告知に続いて、ちょっと予告編の上映を。

はい、さっきフォトショップで「間違い」と書き込みました。この時点では、にいやは「大阪興行は四月」と思ってたのですが。実はまだまだ先という事になりました。そのかわり、大阪で『傑力珍怪』の各作品が『CINEDRIVE2010』に参加します。
開催期間:2010年3月20日〜4月9日開場:PLANET+1シネ・ヌーヴォX です。
さて、第一部は原田浩さんの『二度と目覚めぬ子守唄』で無事終了。

ここから第二部『地下幻灯劇画少女椿 映倫通過版』上映まで、25分間の休憩が入りました。

もの凄く空気が淀んでいたんですけど、長い休憩で換気も完了。第二部の始まりです。

ここからは、ゆうばり映画祭の仕切りです。東京事務局の外川さんが登場。「かつて東京ファンタが開催されてたとき、ちょうど十周年の時にもこの作品をかけました、今年ゆうばりは二十周年、また節目の年にこの作品を上映出来ます、様々な理由がありまして、なかなか上映出来ない作品です、もしかしたらこれが最後の上映になるかもしれません……」と『少女椿』の前説をされまして、さて、第二部の始まり始まり〜〜。

もちろん上映中に写真撮影はできませんが、クライマックスシーンのギミック、桜吹雪は大成功。本来は上からカゴで降らす所ですが、天井が低いので扇風機で吹き上げる作戦。これが図にあたり、一旦舞い上がった花びらがスクリーンに影を落としながら舞い落ちる様は夢のようでした。お客さんからも拍手がわき起こり、『少女椿』は大好評のうちに幕を下ろしたのでした。

ここで本来、お客さんと立ち話したり、色々な人と挨拶したりの写真が入るべきなんですが。すみません、全然撮ってません。

さあ、飯が食えるぞ! 『傑力珍怪』メンバーは早速表に飛び出し、ストーブパーティーで飲むわ食うわ。いや、熱燗の日本酒が体にしみ込みました。お酒は「松竹梅」、ええ〜〜、松竹梅ってこんなに美味かったのか〜〜。昔、鈴木清順さんが宣伝やってましたよね。
でも倉重さんは引率の学生さんを連れて車で帰らねばなりません。酒好きの倉重さんが一滴も飲めないなんて、なんて可哀想な……。でも仕方ないですね。ご苦労様でした、さようなら〜〜。

と、突然雰囲気が変わりました。ここはカラオケバー「グレース」。二日目でご紹介したジャスパーさん、アレックスさん、そしてフィンランドから日本のアニメーションを研究しに来られてるエイヤさんと、にいや、光地、さらに『傑力珍怪リターンズ』でゲストに来て下さった矢澤利弘さんも合流し大騒ぎ。外国の方々はみんな『西遊記』の大ファン。「モンキーマジック、歌います!!」

まさか、ゆうばりに来て西洋の方達と「モンキーマジック」歌うとは、いやはや、思ってもいませんでした。

という事で、最後は光地君の「たどり着いたらいつも雨ふり」で、今日はさようなら〜〜〜〜。

あ、明日は傑力メンバーと「ゆうばり報告鍋会・その1」をやりますんで、ちょっとブログはお休みさせていただきます。よろしく。
では、おまけに「モンキーマジック」を。