『真っ白に、声』稽古レポート・その２　伊藤

どうも、伊藤です。
今日、東京では春一番が吹き、4月中旬並みの陽気に包まれました。

にいやさんのいる北海道はまだまだ寒いと思います。風邪をひかないように映画祭、楽しんできてください。

と、いうわけで僕も間野くんが主演を務める舞台「真っ白に、声」の稽古にお邪魔してきました。

場所は南中野の公民館、18時から地下音楽室でやると教えられ、時間通り行ってみると、はじめましての劇団の方たちはいたのですが、肝心の間野くんがおらず、軽いパニックを覚え「あ、の・・間野君の友達で、自分、け、稽古見学に来ました・・・」と伝えると、劇団の方々は容赦のない不審の眼差しをむけつつ「間野さん、まだ・・・」「外で待ちます！」とロビーで待つこと１０分。
間野くんが来たので、劇団の方々に紹介してもらい無事、疑いは晴れ、見学させてもらえることに・・・

まず軽いゲームの後、2組に分かれて、エチュードが行われました。そこで間野くんは駐車場のヤンキーを演じていました。見てるとアドリブで演技をしながらストーリーを作っていく難しさが痛いほど伝わりました。
演出の長野さんが「空気を読んで進めるのも大事だけど、空気を壊すほどのパワーがないと観客が楽しめるものは出来ない」というようなことを言っていて、本当にそうだなあと思い、感動しました。

その後、先日やった通し稽古のビデオをみんなで見ることに。ビデオの調子が悪かったのですが、役者のみなさんはいろいろ修正点など確認できたようで、真剣に見入っていました。

時間も遅くなってきたので、立ち稽古などはやらず、ディスカッションに・・・

議論はすぐさま白熱し、役者、演出家、それぞれが不安を抱えていることを正直に話す。決してごまかさずに本音をぶつあう皆さんの様子を見てて、とても意識の高い人たちだと思いました。