9/9(水)『傑・力・珍・怪 後夜祭』開催リポート

間野です。
昨晩はたくさんのご来場ありがとうございました。『傑・力・珍・怪 後夜祭』、無事に終了しました。『大拳銃』『魔眼』『人喰山』『AURORA』上映後に、デジタルムービーワークショップのゲストとして「傑力珍怪メンバーによる自主映画の製作と興行について」のトークもございました。ぼくらがいかにして映画祭を開催するに至ったか、宣伝戦略、映画祭期間中の面白いエピソードなどを話させていただきました。

<経緯>
今年の始め。にいやなおゆき氏が近所に住んでいると知った間野が会いに行き『地獄に堕ちたシェイクスピア』を見せる。それから間野が大畑『大拳銃』、伊藤『魔眼』を紹介する。にいや氏の自宅で変な映画のビデオコレクションを見ながら、鍋をつついているうちに『人喰山』と合わせて興行しようということに。

にいや氏曰く「全員中央線なので、簡単に会えたことが大きいと思います。なにかコトが起こるときは縦線と横線が交じる場所が必要なんです」


<チラシ>
予算もないため、チラシを自分たちで3種類作る。それぞれのテーマは
『大拳銃』はマカロニウエスタンを基調に。
『魔眼』は主人公の二面性を端的に表現。
『人喰山』はストーリーがわかるような展開のある構成。

好評のためチラシの減りが早く、いつなくなるかヒヤヒヤしながらチェックしていました。
結局、3種類チラシがなくなりそうになった時点で、統合版を作りました。

最後に「なぜ今回の映画を作ったのか?」という質問に対して
大畑「シュワルツネッガーが出ているようなアメリカ映画をやってみたかった」
伊藤「見た人にトラウマを与えるような強烈なものを作りたかった。でも、やりすぎたかもしれません。反省しています」
間野「群像劇が好きで、たくさんのキャラクターを出して多彩な映画にしたかった」
にいや「昔から自分がジャンルを作ってみたいと思っていた。なにを自分がやりたいのかと考えているうちに静止画と活弁という組み合わせに行き当たった。紙芝居アニメは誰もやっていなかったから、これだと思った」

1時間あまりのトークでしたが、大盛況で終りました。デジタルムービーワークショップの方からも感想を聞けてうれしかったです。ありがとうございました〜。