新潟に行ってきましたpart3

伊藤です。
映画とかもう無関係な新潟3日目です。

朝ごはんはお米と味噌汁、焼鮭。
僕は魚を食うのが苦手で、皿の上が皮とか骨とかでぐちゃぐちゃでしたが、間野くんの幼馴染のとちさんの皿の上には骨も何も残ってませんでした。
僕は前日の記憶をたどり、とみ家のエビフライの尻尾をとちさんが食べたかどうか思い出そうとしましたが思い出せませんでした。

その後、食べ過ぎたので1時間ほど仮眠して、柏崎の海を見に家を出ました。
生まれて初めて日本海を見ました。
浜にたくさんゴミが打ち上げられていました。

柏崎刈羽原子力発電所

原発が見える・・・オレたちゃまるで砂つぶだ・・・(「さくらの唄」より)」


昨夜、見たときは闇に煌々と輝いていてカッコ良かったですが、昼見ると発電所感が薄れます。



海沿いにドライブしていると洞窟を発見。

鬼穴というらしいです。

中に進むこと3秒、行き止まり。
ここにもたくさんゴミが打ち上げられてました。
岩場でフナムシが50匹くらいザワザワしてて、気絶するくらい気持ち悪かったです。


洞窟の上にある御野立公園の展望台から。
曇ってて見えませんでしたが佐渡島も見えるそうです。

案内板によるとさっきの鬼穴はなぜか60年に一度、砂に埋まるらしいです。

その理由は僕が一生かけて考えていこうと思います。

でも、埋まった穴はどうするんでしょうか?そのままなのかそれとも誰かが砂を掻き出すのでせうか?

←怪しいきのこを発見する間野くん。

車からヘリと蒸気機関車が見えたので降りる。


思いのほか、テンションがあがってしまう。


その後、疲れたのでおばあさんの家に戻り、昼食を頂く。
メニューはシュガートースト、赤飯、梨、牛乳、枝豆、ぜんまい等

僕らの食べてる様子を見ておばあさんはとても喜んでいるようでした。

その後、おじいさんが執筆された本を2冊もらい、記念に写真を撮る。

のんびりしてると東京に帰るバスの時間が近づいたので、そろそろと身支度する。

別れ際、合流した間野くんのお兄さんとフィアンセの方、妹さんとみんなで記念撮影。
おじいさん、おばあさんには本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

とちさんの車でバス乗り場まで送ってもらう。
3日間、色々案内して頂いてありがとうございました。とちさんが東京に来たときはとことん面倒みますと約束してお別れする。

バスを待つ間、隣でいちゃつくカップルを無視して今回の旅を振り返る。
新潟のいいところを見て、素晴らしい人達と出会い、最高に豊かな旅でした。
温かく懐の広い人達との出会いにはとても勇気づけられたし、遠い長岡の地でも様々な形で真剣に映画に向き合っている人達がいることを知って自分の考えも広がりました。


バスの窓から黄昏時の田園を眺めながらまた新潟に来れたらいいなと思いつつ深い眠りに・・・

23時半くらいに池袋に着き、人でいっぱいの駅構内を歩いて、東京に戻ってきたと実感する。


というわけで3回に分けてお送りしました新潟レポートもこれで終わりです。

読んでいただいた方、ありがとうございました。
それではまた


おわり